ブラッドスポーツ

山川の「世界史研究」を読んでると
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1850年頃の英国では
「従来の闘鶏や熊いじめなどのブラッドスポーツ blood sports にかわって合唱・ブラスバンドなどのいわゆる健全な娯楽が普及し・・・」
という一節あった。

「熊いじめ」と「ブラッドスポーツ」が初見だったのでウィキペディアで検索してみたら
熊いじめとは熊に犬をけしかけていじめる見世物で、ブラッドスポーツはそういう動物を虐待する娯楽の総称らしい。
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30以上のブラッドスポーツが列挙されているが中に「ヒトいじめ」というのがあるが、これは人間(奴隷?)に動物をけしかけていじめるものだろうか?

人間も動物も不本意に闘わせられ傷つき死ぬ、それを見物にする人間がいる。茶の間でニュース映像を観ている自分に近いではないか。
山本KID徳郁さんが闘犬のオーナーに「犬に闘わせずに自分で闘え」と言っているのを思い出した。
ではまた…