<不良>のための文章術 (NHKブックス) 永江朗 著
更新をサボっておりました。
あまりにも自ブログの内容が残念なので文章術の本でもと思いAmazonで取り寄せてみました。
きっかけは人気ブロガーのかん吉さん(だったと思います)の本で推薦されていたからです。
12人のレビューがついており評価は☆3.5くらいでした。
第二章「本の紹介文を書こう」のなかに「印象的かつその本の全体を象徴するようなエピソードを1つ紹介して、その本の魅力を伝える」という一節がありました。
印象的なエピソードといえば第一章の「私、齋藤孝の『声に出して読みたい日本語』と小川義男の『あらすじで読む日本の名著』が大嫌いです。とくに後者については史上最低のクズ本だと思っております。」というところです。
この文章は前後の文脈と関係なく挿入されていて、大嫌いな理由が述べられいるわけでもなく、それだけに筆者がどうしても表明したかった主張だと推測いたしました。
齋藤孝先生の本は何冊か拝読いたいておりますが『声に出して読みたい日本語』はまだです。
『あらすじで読む日本の名著』にいたっては著者も書名も初見です。
Kindle版になってるということはベストセラーだったんでしょうか。あまり読書意欲をかきたてる要素はないような気がしますが。
でも「史上最低のクズ本」という評価は逆に何か好奇心をそそられるものがあります。
『<不良>のための文章術 』という本自体は、書籍やWEB上で文章が氾濫しているなかで敢えて文章を書くということの意味を問いなおすきっかけになりました。再読してちゃんとしたレビューできればと思います。ではまた…